2007年11月27日
べらんめえ調の特徴
「べらんめえ調」と言われるように、その発音や語彙は周辺の山の手言葉や西関東方言とは多少異なる。
「江戸っ子」は「えでっけ」となったり、「東」が「しがし」、また「手拭」が「てのごい、てんごい」になったり、「お湯屋さん」が「おいやさん」になったり、「う」段が転訛する傾向が顕著。また「ひ」と「し」の発音が明確でないことも特徴である(人→「しと」、質屋→「ひちや」、「潮干狩り」→「ひおしがり」)。これは「ひ」の発音が無声音化して無声硬口蓋摩擦音となるため、よく似た無声後部歯茎摩擦音に転訛すると考えられる。
これらの特徴により「渋谷」と「日比谷」の発音がいずれも「しびや」となり、区別がつきにくくなる。現在の東京においては、話し言葉のこうした特徴は年輩者を中心とする東京出身者に存在する。有名人では飯島愛などがあげられる。
アクセントも山の手言葉や標準語とは異なる。「坂東(ばんどう)」→「ばんどう」。これは西関東方言の群馬弁にも似ている。
江戸時代における江戸言葉
江戸時代において、話言葉を採取した史料はまとまったものがそれほど多くなく、江戸時代前期・中期に江戸で話されていた言葉については不明な点も多い。江戸では参勤交代や地方からの人の流入も多かったことから、各地の方言が江戸言葉に影響をもたらしたとみられる。江戸時代後期の江戸言葉については式亭三馬の『浮世風呂』が定番の史料となっている。
現代における江戸言葉
江戸っ子は関東大震災・東京大空襲等の大災害に伴って郊外へ多数の移住者を出しながらも、江戸言葉の特徴は比較的最近までよく保たれていた。ところが、若年人口が都心を離れ、郊外へ移住すると、下町は高齢化し、江戸言葉の後継者も減少した。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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